How can we help?

ビートグリッド

ビートグリッド無しのトラックは、ビートグリッドが作成される前に解析する必要があります。

詳細については、解析ファイルを参照してください

ヒント: 解析されていない新たなトラックについては、代わりにトラックをバーチャルデッキにロードすることが でき、Serato DJ Proがビートグリッドを追加します。オプションオフラインプレイヤーで[Set Beatgrid]が選択され ている必要があります。

注: 解析トラックはしばらく時間がかかる場合があります。使用前にこの作業を行うことをお勧めします。トラッ クのビートグリッドは、複数のパーツで構成されています。

全てのバーマーカーの横には数字があります。1(ダウンビートマーカー)。各バーは、4ビートに分割されていま す。3つの小さな白いマーカーが、各バーの拍区分を示しています。

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ダウンビートマーカー

ダウンビートマーカーは赤線で、トラックの最初に置かれます(例えばキックドラムやベースなどの音)。ダウンビートマーカーは、1小節の場合、その上に1という数字が表示されます。

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BPMが正確であれば、ビートグリッドは完全に設定され、それ以上の調整は必要ありません。

ビートグリッドのマーカーがトラックのビートに乗らない場合は、ビートグリッドを編集する必要があります。

詳細は、ビートグリッドの編集を参照してください

 

バーマーカー

ダウンビートマーカーが作成されたら、トラックのBPM値を使用してビートグリッドが作成されます。トラック全体にバーマーカーをレイアウトします。

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各バーマーカーには、ラインの横に表示されるバーの数字があります。これらの数字は、トラックバー番号のスタ ートを表しています(一ビート目のバー番号は1です)。 BPM値が正しければ、ビートマーカーは各トラックのビー ト上に書き込まれます。

注:最初のダウンビートより前のバー番号は、マイナスの番号として表示されます

 

ビートマーカー

各バーマーカーの間に小さなビートマーカーがあります。これはトラックのバーのそれぞれの個々のビートを表示しています。

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注:ハウスミュージックのような音楽については、キックドラム音の上にビートマーカーが書き込まれる場合があります。ヒップホップやファンクなどの音楽については、ビートマーカーがドラム音の上に書き込まれない場合もあります。

 

ビートワープマーカー(Beat Markers)

トラックにテンポ変更がある場合は、手動で新しい赤いビートワープマーカーを設定することができます。

マニュアルビートワープのマーカーを設定すると、このマークからビートグリッドをワープさせます。この機能により、ビートグリッドをトラックのテンポ変化に対応させる事ができます。

ビートワープマーカーにより、トラックはビートがテンポからずれる事なく、完全にシンクする事が可能です。

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ニーズに合わせてビートワープマーカーとして設定することができます。トラックがテンポを複数回変更する、ま たはトラックがライブ録音やリッピングである場合、テンポが変動する場合があります。

注:テンポの変更はライブ録音された音楽によくある事です(例えば、ロック、ファンク、レゲエ、など)。電子的 に作成された音楽(例えばハウス、ドラムンベース、ポップ、等のような)の場合にはテンポの変更は稀です。

 

ビートグリッドの編集

ビートグリッドマーカーがトラックのビートに上に表示されない場合は、ビートグリッドを編集する必要があります。

デッキにトラックをロードして編集を行うことができます。オフラインプレイヤーでも、Serato DJ Proコントローラに接続中のどちらでも可能です。トラックの経過/残り時間の横に表示される [Edit Grid]をクリックします。

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Edit Gridをクリックすると、Beatgrid Editorが表示され、トラックの波形の上に青色のバーが表示されます。 Serato DJ Proハードウェアに接続している場合、Virtual Deckの代わりにBeatgridが表示されます。

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ビートグリッドエディタでは、ビートグリッドを作成したり、誤ったビートグリッドを修正するために必要なツール が全て含まれます。

ヒント:ビートグリッドが正しく計算されているかを確認するには、トラックを早送りしてマーカーがビートの上に 表示されているのをチェックします(ブレークダウンの後が良い確認場所です)。トラックのアウトロ部分に移動 し、マーカーがビートの上に来ている事を確認することをお勧めします。

ヒント:変更を保存せずにビートグリッドエディタを終了するには[escape]を押す。

 

不正なダウンビートマーカー

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ダウンビートマーカーが正しく設定されていないか、最初のビートが異なる位置(長いイントロトラック等)の場 合、新たなダウンビートマーカーを作成する必要があります。

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  1. グリッドエディタを開くには、グリッド編集をクリックするか、キーボードショートカットalt +スペースバーを使用します。
  2. 再生ヘッドに最も近いマーカーを削除するには、クリアボタンをクリックしてbeatgridをクリアします。 (またはshift + deleteを実行してBeatgrid全体をクリアします)。
  3. ダウンビートの再生ヘッドを目的の位置の上に移動します。
  4. SETをクリックしてダウンビートマーカーを設定するか、キーボードの “x”キーを使用します。 ダウンビートマーカーは、最も近いトランジェントにスナップします。
  5. SAVEをクリックするか、Returnキーを押してグリッドエディタを終了し、変更を保存します。

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グリッドの詳細については、ショートカットの編集を参照してください。

 

不正なビートグリッドを調整

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ビートグリッドは常に正しく推定できるとはかぎりません。マーカーが、トラックのビートと正確に並ばない場合 もあります。ビートグリッドを調整することで、最後のダウンビートまたはバー・マーカーから、ビートグリッドを 拡大/縮小します。ビートグリッドバーマーのマーク付けが何度もずれた場合は、ビートグリッドを調整する必要 があります。

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  1. [Grid Edit]をクリックするか、キーボードショートカット、Alt + Spaceキーを使用してグリッド·エディタをきます。
  2. トラックをスキャンし、ビートグリッドのテンポずれ見ます。
  3.  ビートグリッドを拡大または縮小するには、大/小の[Grid Adjust] ボタンを使用するか、キーボードの左矢印または右矢印を押します。
  4.  [Save]ボタン、[Return]ボタンを押すと、不リッドエディタを終了し、変更を保存します。

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詳細については、グリッド編集のショートカットを参照してください。

 

グリッド編集のショートカット

ビートグリッドを編集するには、グリッドエディタを開く必要があります。

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注:トラックを停止すると、ビートグリッドを調整するのが簡単になります。お使いのコンピュータのキーボードやマウスを使って、次の操作をします:

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ヒント:Horizontal mode display(水平ディスプレイモード)では、左右の矢印キーコマンド、vertical display mode(垂直ディスプレイモード)では上下矢印キーを使用します。

ヒント:グリッドマーカーを削除した後、そのファイルを[Analyze Files]ボタンの上にドラッグし、もう一度、解析を し、手動で新しいビートグリッドを作成します。または、[X]ボタンを押してダウンビートマーカーを設定する、新し いビートグリッドを作成します。