How can we help?

設定

設定画面では、Serato DJ Liteの各機能の動作をカスタマイズすることができます。 設定画面左下の アップデートのチェック ボタンをクリックすると、ソフトウェアの更新を確認できます。ま た、Serato DJ Liteで使用する言語は、設定画面右下の 言語ドロップダウンメニューで変更できます。 各タブをクリックすると、DJ設定、オーディオ、ライブラリ・ディスプレイ、ミキサーの各オプショングループを切り 替えられます。接続するSerato DJ対応ハードウェアにより、一部のオプションは使用できない場合があります。

 

DJ設定(コントロール設定)

再生用ショートカットキーにShiftを使用

このオプションを有効化すると、キーボード使用時に誤ってキーボードショートカット(再生、一時停止、ベンド、 ピッチ増減、巻き戻し、早送り、Censor、キューポイントにジャンプ)を使用するのを防止できます。Shiftキーや Caps Lockが押されておらず、コラムがアルファベット順にある場合は、文字キーを押すとその文字で始まるト ラックに移動します。

Hot Cue を有効化

Hot Cueを有効化すると、Ctrlキーを押さなくても1~0の数字キーだけで空のキューポイントスロットにキュー ポイントを設定できます。

オートゲインの使用

Serato DJ Liteでは、概要構成プロセスの一部として、自動的に各トラックのオートゲイン値が計算されます。こ の値は、認識されたトラック音量を参考レベルに一致させるために必要なゲイン調整の値を表しています。[オ ートゲインの使用]オプションを選択した場合、オートゲインデータを含むトラックをデッキにロードする度に、 トラックゲインダイヤルのトラックのオーディオレベルには、右側のドロップダウンリストから選択された参考値 に合う値が設定されます。

ドロップダウンリストでは、89dB (小音量)~98dB (大音量)の範囲で選択できますが、推奨値は92dB (既定値) です。

 

DJ設定(曲のロード時)

インスタントダブルス

[インスタントダブルス]では、両方のデッキにある同一のファイルの再生ヘッド位置を簡単に合わせら れます。

このオプションを選択すると、既にバーチャルデッキ(またはサンプルスロット)にロードしたファイルを別のバー チャルデッキにロードした際に、再生ヘッドが再生中のトラックの位置までジャンプします。また、Keylockの状 態、Syncの状態、ループ設定もコピーされます。

4デッキハードウェアをお使いの場合は、キーボードショートカットを使用して同一ファイルをロードすると、対応 するアクティブデッキにロードしたファイルにインスタントダブルスが実行されます。

自動キューを有効化

バーチャルデッキにトラックをロードする際、お使いのハードウェアの対応するチャンネルフェーダーキュー (プレフェーダーリスニング)が自動的に起動し、その時点で有効化されている他のキューがすべてオフとな ります。

 

オーディオ(USBバッファサイズ[レイテンシー])

Serato DJ Liteでは、オーディオデータは複数の小さなまとまりとして処理されます。使用されるまとまりが小さ くなるほど、プラッターの動きがより頻繁にオーディオに変換され、システム全体のレイテンシーが低下します。 しかし、これにはより多くの処理能力が必要となり、CPU負荷が高まるため、バッファサイズを小さく設定する と、中断のないオーディオ生成のためにはより高い性能のパソコンが必要となります。 レイテンシーの低下によりハードウェアとソフトウェア間の通信応答性が高まり、スクラッチなどのスピードを上 げられます。しかし、それによりパソコンへの負荷が増加し、ロースペックのパソコンではオーディオのドロップ アウトが発生することがあります。そこで、まずUSBのバッファサイズを5msに設定してから、好みに合わせて調 整するよう推奨します。

 

オーディオ出力

「ラップトップスピーカーを使用する」を有効にすると、オペレーティングシステムで選択されたサウンドカードを介してSerato DJ Proからのオーディオ出力がルーティングされます。 コンピューターの内蔵サウンドカードが再生デバイスとして選択されている場合、オーディオはご使用のラップトップスピーカーから再生されます。 接続されている別のサウンドカードまたはオーディオデバイスから出力するようにオペレーティングシステムを設定すると、Serato DJ Proは選択されたデバイス経由でオーディオを出力します。

:このオプションは、互換性のあるハードウェアが接続されている場合にのみ選択可能です。

 

ライブラリ+表示(ライブラリ)

iTunesライブラリを表示する

[Show iTunes Library (iTunesライブラリを表示する)]オプションを有効にすると、Serato DJ Liteライブラリ内 に自分のiTunesライブラリとプレイリストが表示できます。 アイコンをクリックすると、iTunesライブラリを折 り畳めます。

[Show iTunes Library]オプションを無効にすると、Serato DJライブラリ内にあるiTunesの曲とプレイリスト が削除されます。

Serato DJライブラリに永久的にiTunesの音楽を追加するには、Serato DJ画面の左端にある[すべて] か、Serato DJの各クレートに、トラックをドラッグ&ドロップします。 [すべて]や既存または新規のクレートに移動したファイルは、これで[Show iTunes Library]オプションを無 効にしてもSerato DJにそのまま残ります。Serato DJに永久的に追加されたファイルからは、iTunesのロゴが消 えます。

Serato DJライブラリに音楽を追加したら、このチェックボックスの選択を解除するよう推奨します。

注:

• iTunesライブラリに多数のトラックが含まれていると、Serato DJがそれを読み込むまでには時間がかかる 場合があります。

• Serato DJ内でiTunesライブラリにあるトラックのファイル情報を変更すると、その変更はiTunesでトラック を再生するまでiTunesには表示されません。

• Serato DJでは、以前Apple iTunes Music Storeで販売されていたものなど、デジタル著作権管理(DRM)シ ステムで保護されていたファイルは再生できます。なお、iTunes PlusファイルにはDRM保護はありません。

• iTunesはMacとPCで利用できます。詳細はwww.apple.comをご覧ください。

 

ライブラリの文字サイズ

このスライダーを調整して、メインライブラリとクレートエリアのフォントサイズを変更できます。フォントサイズ の変更にはキーボードショートカットの「+」と「-」も使用できます。

 

 

ライブラリ+表示(表示)

高解像度画面ディスプレイ

この機能を有効化すると、RetinaやUHDをはじめとする高解像度ディスプレイ用にSerato DJ Liteでユーザー インターフェイスをスケーリングできるようになります。

注:[高解像度画面ディスプレイ]オプションは性能に影響する場合があります。また、有効化するにはSerato DJ Liteを再起動する必要があります。

Seratoへ匿名で使用データを送信します

Serato DJ Liteについての情報やユーザーの使用状況を自動的に送信することは、当社の製品とサポートの向 上につながります。データは完全に匿名であり、性能には影響しません。このチェックボックスの選択を解除す ると、オプトアウトとができます。

 

ライブラリ+表示(音楽ストリーミング)

ストリーミングサービスを表示

Serato DJはストリーミングライブラリを読み込むことができます。このオプションを選択してストリーミングサー ビスにログインすると、プレイリストを管理しストリーミングトラックでDJを行えます。

 

ライブラリ+表示(表示)

高解像度画面ディスプレイ

この機能を有効化すると、RetinaやUHDをはじめとする高解像度ディスプレイ用にSerato DJ Liteでユーザー インターフェイスをスケーリングできるようになります。

注:[高解像度画面ディスプレイ]オプションは性能に影響する場合があります。また、有効化するにはSerato DJ Liteを再起動する必要があります。

Seratoへ匿名で使用データを送信します

Serato DJ Liteについての情報やユーザーの使用状況を自動的に送信することは、当社の製品とサポートの向 上につながります。データは完全に匿名であり、性能には影響しません。このチェックボックスの選択を解除す ると、オプトアウトとができます。

 

ライブラリ+表示(音楽ストリーミング)

ストリーミングサービスを表示

Serato DJはストリーミングライブラリを読み込むことができます。このオプションを選択してストリーミングサー ビスにログインすると、プレイリストを管理しストリーミングトラックでDJを行えます。

 

ミキサー

Serato DJ対応ハードウェアの機種によっては、設定画面の[ミキサー]セクションの一部のオプションは調整で きない場合があります。これは、代わりにSerato DJ対応ハードウェアで調整が行われるためです。 詳細はハードウェアのクイックスタートのセクションをご覧ください。

 

ミキサー(一般)

出力

オーディオ出力をモノまたはステレオに設定できます。 ミキサー(モニタリング)

キューミックスとマスターキュー

ヘッドフォンに出力されるキューとマスターをミックスします。この設定を無視して、キューを通してマスター出 力のみを聞きたい場合は、[マスターキュー]ボタンをクリックします。

 

Cue ボリューム

この設定は、Serato DJ対応ハードウェアの機種によっては使用できず、代わりにハードウェアで調整を行いま す。この機能のないハードウェアでは、ソフトウェアのキュー音量は既定値の10%に設定されます。このダイヤル で設定値を上げてヘッドフォンのゲインを最大12dBにすることができます。聴覚障害を避けるため、音量が高 くなり過ぎないようにご注意ください。

注: キューの音量を上げると音質が低下するため、ヘッドフォンの音量に問題がある場合のみ使用してく ださい。

 

スプリットCue

[キューのスプリット]を有効化すると、キューバスとマスター/ミックスが合わせてモノに出力され、キュー出力 全体に分割されるため、左耳でキューを、右耳でマスターを聞くことができます。ハードウェアの機種により使用 できない場合があります。

 

ミキサー(クロスフェーダー)

クロスフェーダーカーブを調整します。ダイヤルを左に回すと徐々にフェードし、右に回すと鋭いカットになりま す。この調整によりリニアパワーの両タイプのカーブが影響を受けます。

リニア:[リニア]を選択してクロスフェーダーカーブを低速に設定すると、クロスフェーダーを動かすのに伴い 2つのトラックがスムーズにブレンドされます。クロスフェーダーが中央位置に来ると両方のトラックはそれぞれ 半分の音量となり、個々のトラックでは音量が低下します。

クロスフェーダーカーブを高速に設定にすると、両方のチャンネルがクロスフェーダーのほぼ全レンジにわたっ てフル音量となり、両端に達すると急にカットされます。リニアカーブを高速に設定すると、スクラッチやターン テーブリズムに非常に便利です。

パワー:[パワー]を選択してクロスフェーダーカーブを低速に設定すると、クロスフェーダーの中央位置では 明らかな音量低下があり、既に再生中のトラックの音声がスムーズにフェードアウトしてから次のトラックがフ ェードインします。クロスフェーダーカーブを高速に設定にしても、クロスフェーダーをレンジ内で動かすのに伴 い2つのトラックがスムーズにブレンドしますが、次のトラックが割り当てられているチャンネルの方へクロスフ ェーダーを動かしていくと、そのトラックがミックスのほぼ冒頭から聞こえだします。

リバース: クロスフェーダーのコントロール方向を反転します。左側に割り当てられているチャンネル群を「グ ループA」、右側に割り当てられているものを「グループB」とすると、クロスフェーダーを左から右に動かした際 にグループBからグループAへとフェードします。

無効: クロスフェーダーを無効化します。これは、チャンネルアップフェーダーのみを使用しており、クロスフェ ーダーをナッジして間違得ないようにする場合に便利です。

注: Serato DJ対応ハードウェアは、機種によりフェーダーオプションを使用できないものもあります。

 

ミキサー(MIC/AUX)

ご使用のハードウェアでソフトウェアの音量が調整できる場合は、MIC/AUX入力の音量も調整できます。