How can we help?

ミキシング

ミキシングと再生

これまでにトラックの検索、ロード、再生の方法について説明しましたが、トラックが再生できるようになった ら、次は別のトラックとのミキシングを行いましょう。

 

次のトラックを見つける

まず、ミックスする次のトラックを探す必要があります。適当なトラックを見つけるには、ライブラリを参照しま す。コラムのヘッダー上部をクリックすると、ライブラリのコラムを並べ替えられます。

ヒント:ライブラリのBPMコラムは、現在のトラックに近いテンポのトラックを見つけるのに便利です。

 

デッキへのロード

お好みのバーチャルデッキに次のトラックをロードするには、マウスでライブラリからファイルをドラッグ&ドロッ プするか、以下のキーボードショートカットを使用します。

• Shift + 左矢印で左デッキ(4デッキ使用の場合はアクティブな左デッキ)にロード

• Shift + 右矢印で右デッキ(4デッキ使用の場合はアクティブな右デッキ)にロード

(またはSerato DJ対応ハードウェアのトラックロードに関するボタンも使用できます。)

詳細は「キーボードショートカット」のセクションをご覧ください。

 

取り出し

ロードされているバーチャルデッキからトラックを取り出すには、Screen_Shot_2018-02-21_at_3.54.42_PM.pngボタンをクリックするか、以下のキーボードショートカットを使用します。

• Alt + Shift + 左矢印で左デッキ(4デッキ使用の場合はアクティブな左デッキ)から取り出し

• Alt + Shift + 右矢印で右デッキ(4デッキ使用の場合はアクティブな右デッキ)から取り出し

詳細は「キーボードショートカット」のセクションをご覧ください。

 

再生コントロール

再生に関する操作には、各バーチャルデッキの上部にあるコントロール類をクリックします。

Screen_Shot_2018-02-21_at_3.57.18_PM.png再生:トラックを進行方向に再生します。一時停止するには、再度クリックします。Ctrl + クリックで逆再生します。

 Screen_Shot_2018-02-21_at_3.58.03_PM.png前のトラックをロード: 使用中のクレートにある前のトラックをロードします。


再生操作にはキーボードショートカットを使用することもできます。

詳細は「キーボードショートカット」のセクションをご覧ください。

 

トラックのテンポ調整

トラックの再生速度は、Serato DJ対応ハードウェアのピッチスライダーやダイヤルで調整します。スライダーや ダイヤルを動かすと、トラックのテンポを増減できます。

また、Serato DJ対応ハードウェアのピッチレンジボタンを使用して、ピッチレンジを調整できます。 詳細はお使いのハードウェアのマニュアルをご覧ください。

 

Serato DJコントローラーの使用

Serato DJ Lite対応コントローラーをお使いの場合は、トラックの再生速度をハードウェアのテンポスライダー/ ダイヤルで調整できます。スライダーやダイヤルを動かすと、現在設定されているレンジでトラックのテンポを増 減できます。また、テンポのレンジもSerato DJ Lite対応コントローラーのボタンで調整することができます。設 定可能なピッチレンジはハードウェアにより異なるり、どのレンジもあらゆるハードウェアで設定可能であるわ けではありません。

 

トラックのテンポ合わせ

ピッチ調整コントロールを動かしてトラックのテンポを増減することで、テンポの異なる2つのトラックのテンポ を合わせてミックスすることができるようになります。トラック表示エリアには、ピッチ調整後のBPMとピッチ率 (%)が表示されます。

トラックを別のトラックのテンポに合わせるには、そのトラックのピッチを変更してBPM値を現在再生中のトラ ックのBPM値と同一にするのが最も簡単な方法です。一時キューポイントから何度も再生してピッチスライダ ーを微調整すると、トラックが全く同じ速度で再生されるようになります。

注: Serato DJ Liteでは、キーロックの有無にかかわらず、様々なテンポで音楽を再生できます。

詳細は「キーロック」のセクションをご覧ください。

 

トラックゲイン調整

 Screen_Shot_2018-02-21_at_3.58.30_PM.pngバーチャルデッキやサンプラーのサンプルスロットにロードした個々のトラックは、ゲインを調整する ことができます。調整レンジは-24dB~+24dBです。ゲイン値を0dBに設定するには、[トラックゲイン 調整]ボタンをCtrl + クリックします。Serato DJ Liteには次回そのトラックをロードする時のためにト ラックゲインの調整値が記憶されます。

 

 Screen_Shot_2018-02-21_at_3.59.10_PM.png[オートゲイン]機能が有効化されると、[トラックゲイン調整]ボタンはグレー表示となります。
この場合も、ゲイン値を0dBに設定するには、[トラックゲイン調整]ボタンをCtrl + クリックします。ゲ
イン値を元のオートゲイン値に戻すには、[トラックゲイン調整]ボタンをAlt + クリックします。

詳細は「オートゲイン」のセクションをご覧ください。

トラックゲイン値は、トラック音量が最も大きい部分でもデッキの出力レベルが黄色に収まり、常に赤く点灯し
ないレベルに保てる設定を推奨します。

ヒント:トラックゲインを微調整するには、Shiftキーを押しながらコントロールを動かします。

 

Keylock

mceclip0.png[Keylock]を有効化すると、曲のテンポを変更してもキーが維持されます。[Keylock]機能ではスク ラッチを検出できるため、ナチュラルなスクラッチ音が出ている間は自動的に無効化されます。

ヒント: F5キーとF10キーを押すと、それぞれ左と右のデッキの[Keylock]の有効化/無効化が行えます。