How can we help?

ファイルの準備

 

練習モードの概要

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Serato DJ Lite対応ハードウェアが接続されておらず、現在既定のオーディオ機器から出力される場合は、練習 モードが使用できます。コントロール類はユーザーインターフェイスで使用できるようになり、マウスやキーボー ドショートカットで変更も可能です。

練習モードでトラックをロードするには、波形表示エリアかトラック表示エリアにドラッグ&ドロップする か、Shift + 左矢印(デッキ2の場合はShift + 右矢印)を押します。

練習モードは、プレートの準備、トラックやミックスの試聴、キューポイントの追加に便利なツールです。

Screen_Shot_2018-02-21_at_1.49.49_PM.pngボタンをクリックすると、トラックのコントロール類にアクセスできます。

詳細は「キューポイント」のセクションをご覧ください。
詳細は「ルーピング」のセクションをご覧ください。
詳細は「練習モードのコントロール機能」のセクションをご覧ください。

 

トラックゲイン調整

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[トラックゲイン調整]では、練習モード中やSerato DJ Lite対応ハードウェアの接続中に、ロードさ れているトラックの再生音量を調整できます。

調整後のゲイン値はファイルに保存され、次にそのトラックをロードする時に使用できます。トラック ゲインの調整方法は、Serato DJ Lite対応ハードウェアの接続時も同じです。

詳細は「トラックゲイン調整」のセクションをご覧ください。

 

ファイル解析

Serato DJ Liteの[Analyze Files (ファイル解析)]では、波形の概要表示やファイル破損の検出、また、有効にな っている場合はBPM値の計算が行われます。Serato DJ Liteでファイルを解析することにより曲がすぐ使用でき るよう準備でき、DJ時のCPU負荷も軽減します。最高のパフォーマンスを実現するため、ライブラリに曲を追加 したらすぐ解析を行うよう推奨します。

 

注: ハードウェアの接続時は、[BPM設定]の各オプションが有効化されます。練習モードでデッキにファイル をドラッグした際に同じ値で新しいトラックを解析したい場合は、これらのオプションを選択したままにしてく ださい。

 

注: 解析したくないファイルがある場合は、トラックをロックすることができます。

詳細は「トラックのロック」のセクションをご覧ください。

 

ファイルの解析方法

ファイルの解析には、ハードウェアを接続しない状態でSerato DJ Liteを開きます。画面にある[ファイル解析] ボタンをクリックすると、ライブラリ内で解析されていないすべてのトラックが自動的に解析されます。

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あるいは、個々のフォルダ、クレート、ファイルをこのボタンにドラッグ&ドロップすることで、一度に少数または特定のファイルグループを解析することもできます。

 

ファイルの再解析

個々のトラック、選択した複数のトラック、またはクレート全体を[ファイル解析]ボタンにドラッグ&ドロップする と、以前に解析したトラックを再解析することができます。Serato DJ Liteでライブラリ内のすべてのトラックを強 制的に再解析するには、Ctrlキーを押しながら[ファイル解析]ボタンをクリックします。

注: ロックされたトラックは再解析されません。

 

解析設定

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BPM設定

ファイルの解析中にSerato DJ LiteでBPMを計算するには、必ずこのオプションを選択します。このオプションが選択されている場合にファイルを再分析すると、手動で行った変更がすべて上書きされます。

注: ロックされたファイルでは、BPMは新規に計算されません。

 

BPMレンジ

Tこのオプションでは、ファイルの解析中にBPMレンジの上限と下限を設定できます。正しいレンジを選択すると、BPMの解析時にハーフやダブルのBPM値が計算されずに済みます。例えば140 BPMで解析されているトラックを70 BPMで分析したい場合は、68~135 BPMのレンジを選択します。

注: BPM値が不正なトラックを見つけた場合は、練習モードでBPMレンジが正しいことを確認してください。

 

BPMのロック

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ライブラリ内のトラックは、そのファイルのBMP情報が誤って変更されないようにロックすることができます。こ れにより、ライブラリ内のトラックで正しいBPM値があるものが簡単に見分けられるようになります。ロックした いトラックを見つけたら、空白の[ステータス]コラム(メインライブラリウィンドウの最初のコラム)内でCtrlキー を押しながらクリックします。青いロックアイコンがこのフィールドに表示されます。再度Ctrlキーを押しながら このアイコンをクリックすると、トラックのロックが解除されます。

ヒント: 複数のトラックを一度にロックすることができます。ロックしたい複数のトラックをハイライト表示し、 [ステータス]コラム内でクリックします。するとそれらのトラックのすべてのタグを編集したいか、Serato DJ Liteに質問が表示されます。

 

トラックのロック

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[ステータス]コラムに金色のロックが表示されているトラックでは、そのトラック自体のファイル情報を変更す ることができません。そのトラックの情報は、Serato DJ Liteでは一切永久的に変更できません。そうした情報に は、BPM、波形、キューポイントやその他のメタデータが含まれます。ただし、セッション中はトラック情報を調整 できる場合もあります。しかしその情報は、情報が保存されているファイルのメタタグには保存(書き込み)され ません。

不正にフォーマットされたハードドライブを使用する(Windows PCでフォーマットされたNTFSドライブを、読み 取りしかできないMacで使用する)と、ファイルがロックされる場合があります。

また、ファイル自体がロックされている場合もあります。トラックがロックされているかを調べるには、Serato DJ Liteでトラックをハイライト表示し、Ctrl + Rでハードドライブ上のファイルの場所を見つけます。 次にCommand + I (Macの[情報を見る])またはAlt + Enter (Windowsの[プロパティ])をクリックして、トラック が読み取り専用か、あるいはファイルへの書き込み権限があるかを確認します。

 

デッキにロードしたトラックの解析

未解析のトラックをデッキにロードすると、[ファイル解析]が行われます。練習モードで[BPM設定]を確認した 際も、Serato DJ LiteでバーチャルデッキやサンプルスロットにトラックをロードするとBPMが設定されます。解 析済みのトラックをデッキにロードしても、そのトラックにBPMがなかった場合はBPMの検出は行われません。