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DJ-FX

DJ-FXの使い方

FXパネルボタンは、Serato DJ Proのメイン画面の左上に表示され、クリックすると、FXパネルを切り替えることができます。

注意: 以下に表示される画像およびGIFは、ExpansionバンドルまたはSuiteのライセンスあるいはサブスクリプションが必要なFXとなります。

FXパネルでは、2つのFX ユニットと4つのチャンネルFXをコントロールできます。いずれも、Serato Playを使用している場合、またはSerato DJ対応のプライマリーハードウェアが接続されている場合は、使用可能です。

注意: 一部のSerato DJ対応ライマリーハードウェアは、チャンネルFXに対応しておらず、FX パネルを切り替えて接続してもチャンネルFXは表示されません。

FXパネルの表示モードの切り替え

FXパネルの表示モードの切り替えを使用してデフォルトの表示を折りたたみ、FXパネルスリム表示に切り替えます。これでSerato FXを表示内に維持でき、占有するスペースを最小限に抑えられます。

お気に入りのFXバンク

Favourite FX Banks (お気に入りのFXバンク) ボタンで、 A、B、 C、またはD をクリックすると、さまざまなエフェクトやFXユニットのビートの値を素早く呼び出すことができます。

現在のFXの設定をバンクに保存するには、必要に応じてFXを変更してから、Save (保存)をクリックします。 選択中のバンクには外枠が青色で表示されます。ここで、 A、B、 C、または Dのバンクをクリックして保存先のバンクを確定します。

あるいは、Cancel (取消)をクリックすると、バンクに保存されません。

DJ-FXチェンネルの割り当て

各FX ユニットに割り当てるチャンネル(1、 2、 3 および 4)の任意の組み合わせを選択します。割り当てをオフに切り替えるには再度チャンネルを選択します。

チャンネルの割り当てオプションは接続されているハードウェアによって異なり、一部のハードウェアではFXを補助チャンネル(A)に割り当てるオプションがあります。

FXユニットをマスター(M)チャンネルに割り当てると、有効になっている他のすべてのチャンネルの割り当てが無効になり、マスターチャンネルが有効になっているときに任意の個別のチャンネルの割り当てを選択すると、マスターチャンネルの割り当てが無効になります。

DJ-FXのエフェクトの選択

Effect Select (エフェクト選択)ボックスをクリックすると、ドロップダウンから各スロットのエフェクトを選択できます。

Effect Select (エフェクト選択)ドロップダウンのFXは親カテゴリーに分割され、Favorite FX List (お気に入りのFXリスト)を使用すると、ここに表示される内容をさらに調整できます。

ご使用いただけるすべてのFXは、Effect Select (エフェクト選択)ドロップダウンメニューに表示されますが、アドオンライセンスまたはサブスクリプションプランを通じて追加のFXを購入した場合は、これは拡張されます。

DJ-FXのエフェクトの有効化とDJ-FXデプス

ONのボタンをクリックすると、各エフェクトが有効になり、再度クリックするとオフになります。DJ-FX Depth (デプス)ノブをクリックしてドラッグすると、エフェクトのデプスを調整できます。
SHIFTキーを押しながらノブをドラッグすることで微調整でき、CTRL/COMMANDキーを押しながらノブをクリック(またはダブルクリック)すると、デプスを素早く50%に設定できます。

多くの場合において、DJ-FX Depth (デプス)ノブは通常は同じように動作します。すなわち、ノブを左端まで動かすとエフェクトがなくなり、完全に「ドライ」になり、ノブを右端まで動かすとエフェクトが最大限まで適用されるので、完全に「ウェット」になります。

DJ-FXビートマルチプライヤー

DJ-FXビートマルチプライヤーを使用すると、エフェクトのタイミングをビートの分割に合わせて調整でき、トラックのBPMに同期できるようになります。 
例えば、ビートマルチプライヤーの値が4であるということは、4ビートのサイクル
(または小節) を表し、¼である場合は、4 分の1ビートのサイクル
(または16分音符)を表します。

ビートマルチプライヤーの値を減らすときは、Decrease Beats Multiplier
(ビートマルチプライヤーの値を下げる)ボタンをクリックし、
値を上げるには、Increase Beats Multiplier (ビートマルチプライヤーの値を上げる)
ボタンをクリックします。

トラックにBPM値が設定されているかを確認するには、
Set Beatgrid/BPM (Beatgrid/BPMの設定)について詳細をご覧ください。

DJ-FXタップテンポ

DJ-FXタップテンポには2つのモードがあります。

  • Automatic (自動)はデフォルトのモードで、トラックにはBPM値が必要となります。このモードでは、Tap Tempo (タップテンポ)ボタンのタップはグレー表示されます。
  • Manual (手動)モードでは、テンポを自分でタップすることができます。 Manual (手動)モードに変更するには、TAP (タップ) ボタンを1回クリックして、外枠が青色に表示され、Tap Tempo (タップテンポ)が稼働中であることが確認できてから、BPMが確立されるまでビートを合わせます。
    タップテンポのビート値をタップし終えたら、ダブルタイムタップ、ハーフタイム、各小節の開始などに切り替えることができます。 その範囲は最初の2回のタップで設定され、その後は、四分音符、二分音符、全音符など、自分が心地よいと感じる一定のリズムに切り替えることができます。
    Automatic (自動)モードに戻るには、タップしたBPMをクリックして長押しするか、
    Tap Tempo (タップテンポボタン)の右側にあるX
    ボタンをクリックします。

チャンネルFX

Serato Play が有効になっている場合、またはソフトウェアチャンネルFXを使用するハードウェアチャンネルフィルターコントロールを備えたプライマリーハードウェアが接続されている場合は、チャンネルFXを使用できます。
お使いのプライマリーハードウェアがチャンネルFXの使用をサポートしているかどうかの確認については、こちらの記事を参照してください。
ご使用になりたいチャンネル FXを選択して、プライマリーハードウェアのチャンネルフィルターか、または Serato PlayパネルのChannel FX Depth (チャンネルFXデプス)ノブ (下図)を調整します。