デッキの設定オプションは、必要なハードウェアのみで使用できます。
• ターンテーブルを使用してSerato DJ Proをコントロールするには、「TURNTABLES」オプションを選択しま す。すべてのチャンネルがPHONOに接続されます。
• CDJSを使用してSerato DJ Proをコントロールするには、CDJSオプションを選択します。すべてのチャンネ ルがCD/LINEに接続されます。
• デバイスドライバの設定画面を使用して自分の設定を行うには、「CUSTOM」オプションを選択します。
特定のRaneハードウェアが接続されているときは、PGMチャンネル1と2にデッキを割り当てるオプションがあ ります。CUSTOMボタンは、Rane Device PanelにアクセスするためのDEVICE PANELボタンに置き換えられま す。 他のデバイス(パイオニアなど)では、代わりにSETUP INPUTSボタンが表示されることがあります。
オーディオ(プライマリデッキ)
プライマリデッキ選択は、SL 4のみで使用することができます。これにより左右のプライマリデッキに使用して いるハードウェアチャンネルを選択することができます。4チャンネルミキサーに接続しており、中央のチャン ネルを使用したい場合は、チャンネル1と2をチャンネル2と3に切り替えることができます。
プライマリとセカンダリのデッキの間で視点を切り替えるには、波線キー(~)を使用します。
オーディオ(レコードチャンネル)
レコードチャンネルのオプションは、必要なハードウェアのみで使用することができます。 録音するには、使用したいチャンネルを指定します。このチャンネルはDJに使用することはできません。
オーディオ(USBバッファサイズ[待ち時間])
Serato DJ Proはオーディオデータを小さな塊で処理します。 小さなチャンクが使用されると、プラッタの動きが より頻繁にオーディオに変換され、システム全体のレイテンシが低下します。 しかし、これにはより多くの処理 能力が必要でCPU負荷が高くなるため、バッファサイズを小さくすると、中断のないオーディオを生成するために はより強力なコンピュータが必要になります。
レイテンシーを下げるとハードウェアとソフトウェアの応答が速くなり、スクラッチなどが速くなりますが、コンピ ュータの負荷が増加し、スペックの低いコンピュータでオーディオが途切れることがあります。 まず、USBバッフ ァサイズを5msに設定してから、好みに合わせて調整することをお勧めします。
オーディオ出力
「ラップトップスピーカーを使用する」を有効にすると、オペレーティングシステムで選択されたサウンドカードを介してSerato DJ Proからのオーディオ出力がルーティングされます。 コンピューターの内蔵サウンドカードが再生デバイスとして選択されている場合、オーディオはご使用のラップトップスピーカーから再生されます。 接続されている別のサウンドカードまたはオーディオデバイスから出力するようにオペレーティングシステムを設定すると、Serato DJ Proは選択されたデバイス経由でオーディオを出力します。
注:このオプションは、互換性のあるハードウェアが接続されている場合にのみ選択可能です。
「オーディオを他のアプリケーションで使用可能にする」を有効にすると、他のアプリケーションからSerato DJ Proのオーディオ出力をモニターできるようになります。
この機能を初めて有効にする際、仮想オーディオデバイス(VAD)をインストールするよう求められます。 その方法もこちらから参照いただけます - Getting Serato DJ Pro ready to Live Stream
VADをインストールしてこのオプションを有効にすると、VADを介して他のアプリケーションでSerato DJ Proのオーディオを使用できるようになります。 その際、オーディオを受信するアプリケーションで、VADをオーディオ入力として選択する必要があります。